殺処分ではなく『致死処分』を減らそう
殺処分ゼロって掛け声として耳馴染みがいいのだろうか?
また統計のはなし。
東京都動物愛護センターの収容動物に関する発表は以下の通り
平成29年度事業別動物取扱状況 (注:八王子市、町田市除く)
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/douso/shiryou/toriatsukai.html
動物取扱数の推移 (注:八王子市、町田市は一部含まれず)
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/douso/shiryou/tousuu.html
猫に絞って数値をみてみると、、、
収容数合計711 頭のうち、成猫325頭、子猫386頭で、
構成比はそれぞれ46%、54%である。
そして、同年処分数合計708頭。
内致死処分数439頭。全体の61%にあたる(成猫・子猫の別は不明)。
これが現実だ。
やはり「殺処分ゼロ」は‘作ること’ができる数字だと思う。残念ながら、、、。
もちろん、職員やボランティアの方々は、懸命にやっておられ、頭の下がる思いだ。
そしてその結果、処分数は大幅に減った。
しかし現実とはかい離している。
だから「致死処分を減らそう」と言い換えたい。