メロウな日々の徒然

いぬやねこのことを中心に、日々、感じたことや無い知恵絞って考えたことを綴るブログ。

「聖徳記念絵画館」でチョピット明治時代を感じてみた

聖徳記念絵画館

http://www.meijijingugaien.jp/art-culture/seitoku-gallery/

 


場所は都営大江戸線国立競技場駅から徒歩5分。

 


駅から地上に出ると、東京オリンピックに向けて建設中の新国立競技場。

それを右に見ながら進む。

 


横断歩道を渡り少し歩くと、左手に聖徳記念絵画館(絵画館)が見えてくる。

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大正時代に建てられたもので、重厚で堅牢そうな佇まいをしている。

 


入館料500円を払い中へ入ると、美術館などでよくある独特の匂いがする。


順路に従い右手へと進む。

 

人影はまばらだ。数名の初老の男性のグループ(←ウルサイw)や夫婦、十数名ほどの団体客がいる。

もっと閑散とした、穴場的なスポットを期待していたがアテが外れた。

 

御代がわりがあったばかりだから、

何か同じことを感じて訪れたのだろうか?

 

さて、絵画は

明治天皇のご生誕から始まり、崩御されるまでの

歴史に残る一場面が色鮮やかな日本画で描かれている。


即位礼や、岩倉具視西郷隆盛無血開城を伝える場面、深夜の神事の様子、

女子教育の始まりに際し、皇后陛下が開校式に臨まれる場面、、、などなど

 

現代の自分が何の疑いもなく見聞きしていることが、こうして築き上げられてきたのだ。


日本の近代化の礎となった歴史の一幕一幕を、絵画を通して偲ぶことができる。

 


てか、500円て破格・・・(^^;;


絵画の贈呈者の中には渋沢栄一の名も。

 

現代と違って、政治も軍事も何もかも天皇が中心であったから、

その責任たるやどれ程のものだろうか。

しかし、日本のため、国民のためにと

教育、選挙制度、軍馬育成など、歴史で習ったことを、

次々と実現なさるその凄さと言ったら、想像を絶する。


その血を引き継がれる今上陛下も、私のような雑魚が想像できないほどの何かをお持ちなのだろう。


館内には、名馬と名高い「金華山号」のはく製と骨格標本も。

明治天皇の命によってはく製にし、死後も大切に扱われたとか。


個人的には、命が尽きたら静かに葬ってあげたいと思うのだが、

これも一つの愛情の表し方なのだろうか?

 

 

それにしても、明治時代について改めて興味を持つ機会となった。

もう少し知識を深めたい。

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