メロウな日々の徒然

いぬやねこのことを中心に、日々、感じたことや無い知恵絞って考えたことを綴るブログ。

「聖徳記念絵画館」でチョピット明治時代を感じてみた

聖徳記念絵画館

http://www.meijijingugaien.jp/art-culture/seitoku-gallery/

 


場所は都営大江戸線国立競技場駅から徒歩5分。

 


駅から地上に出ると、東京オリンピックに向けて建設中の新国立競技場。

それを右に見ながら進む。

 


横断歩道を渡り少し歩くと、左手に聖徳記念絵画館(絵画館)が見えてくる。

f:id:honey8x3:20190516171205j:image


大正時代に建てられたもので、重厚で堅牢そうな佇まいをしている。

 


入館料500円を払い中へ入ると、美術館などでよくある独特の匂いがする。


順路に従い右手へと進む。

 

人影はまばらだ。数名の初老の男性のグループ(←ウルサイw)や夫婦、十数名ほどの団体客がいる。

もっと閑散とした、穴場的なスポットを期待していたがアテが外れた。

 

御代がわりがあったばかりだから、

何か同じことを感じて訪れたのだろうか?

 

さて、絵画は

明治天皇のご生誕から始まり、崩御されるまでの

歴史に残る一場面が色鮮やかな日本画で描かれている。


即位礼や、岩倉具視西郷隆盛無血開城を伝える場面、深夜の神事の様子、

女子教育の始まりに際し、皇后陛下が開校式に臨まれる場面、、、などなど

 

現代の自分が何の疑いもなく見聞きしていることが、こうして築き上げられてきたのだ。


日本の近代化の礎となった歴史の一幕一幕を、絵画を通して偲ぶことができる。

 


てか、500円て破格・・・(^^;;


絵画の贈呈者の中には渋沢栄一の名も。

 

現代と違って、政治も軍事も何もかも天皇が中心であったから、

その責任たるやどれ程のものだろうか。

しかし、日本のため、国民のためにと

教育、選挙制度、軍馬育成など、歴史で習ったことを、

次々と実現なさるその凄さと言ったら、想像を絶する。


その血を引き継がれる今上陛下も、私のような雑魚が想像できないほどの何かをお持ちなのだろう。


館内には、名馬と名高い「金華山号」のはく製と骨格標本も。

明治天皇の命によってはく製にし、死後も大切に扱われたとか。


個人的には、命が尽きたら静かに葬ってあげたいと思うのだが、

これも一つの愛情の表し方なのだろうか?

 

 

それにしても、明治時代について改めて興味を持つ機会となった。

もう少し知識を深めたい。

f:id:honey8x3:20190516171335j:image

「動物の殺処分ゼロを達成」というニュースのまやかし

2019.4.5
東京都は、平成30年度 東京都の犬猫の殺処分数がゼロであったと発表した。

f:id:honey8x3:20190510082632p:image

動物の殺処分ゼロを達成しました(都保健福祉保健局)
http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2019/04/05/03.html

 

殺処分数の推移は以下の通りで、
平成29年度の犬の殺処分ゼロ達成に続き、平成30年度は、猫の殺処分もゼロを達成したというもの。

平成27年度→犬10匹、猫193匹
平成28年度→ 犬0匹、猫94匹
平成29年度→犬0匹、猫16匹

 

都では、都保健福祉保健局による啓蒙活動や
登録譲渡先(61箇所、R1,5,7現在)との連携等により達成できたと分析。

 

小池知事は記者発表で、
「引き続き共生社会を目指す。
また、飼い主の高齢化や死亡により行き場の無くなったペットの新たな譲渡先確保にも取り組む。」
とコメントした。

 

さらにネット記事では、”選挙公約、7つの「●●ゼロ」のうち1つを達成”と結んでいる。
(犬と猫、都内の殺処分ゼロに(産経新聞)
https://www.sankei.com/life/news/190405/lif1904050039-n1.html )


そもそも、都で収容している動物の数はどれくらいなのだろうか。
平成30年度の詳細はまだ発表されていないので、
平成29年度の数字を検索してみた。

 

すると、犬426頭、猫784頭 が何らかの理由で収容されている。

f:id:honey8x3:20190509085102j:image

動物の総取扱数の推移(平成20年度~平成29年度)
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kankyo/aigo/toukei/tokyo-toukei.files/pdf1.pdf

 

その「何らかの理由」はこちら

f:id:honey8x3:20190509085212j:image

過去10年間の捕獲・引取り・負傷動物収容数(平成20年度~平成29年度)
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kankyo/aigo/toukei/tokyo-toukei.files/pdf2.pdf


収容された動物のその後はこちら、

f:id:honey8x3:20190509085130j:image

過去10年間の返還・譲渡・致死処分数(平成20年度~平成29年度)
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kankyo/aigo/toukei/tokyo-toukei.files/pdf4-2.pdf


上記では、平成29年度の処分数はそれぞれ、
犬19頭、猫469頭
となっている。

 

ここに数字のカラクリがある。
「殺処分」の定義はどのようになっているのだろう?

ということで、動物愛護センターのお仕事を確認することに。

 

東京都動物愛護相談センター「業務案内」内に
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/douso/gyoumu.html

2 動物の保護と管理 (3)動物の管理、 (6)殺処分 という項目がある。

f:id:honey8x3:20190509085304j:image
f:id:honey8x3:20190509085300j:image


この定めに従った結果、どのような処分がなされたかも公表されている。

f:id:honey8x3:20190509085330j:image
平成29年度致死処分数の内訳
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kankyo/aigo/toukei/tokyo-toukei.files/pdf5.pdf

 

つまり「殺処分」とは、上記表中の①②以外をゼロにした、という発表である。

 

言い換えれば、①と②を増やせば、達成できると言えなくもない。
うがった見方をすれば、
殺処分ゼロの達成のために、救える命を見殺しにした可能性もある。

 

もっとひねくれて考えてみた場合、
「満員電車ゼロ」や「多摩格差ゼロ」など「7つのゼロ」の公約を掲げてはみたものの、
いずれも実現困難とみて、あたかも達成したかのようにみえるものとして
殺処分が利用されたのではなかろうか?

 

再度、年度別で収容数に対する殺処分数をみると、

平成28年度は、 収容した925頭のうち10%にあたる94頭が殺処分、
平成29年度は、同784頭のうち2%にあたる16頭が殺処分となった。

 

また、減少率でみた場合、925から784へ84%の減少で
殺処分は、94から16へ17%の減少である。
同じ基準を当てはめて措置が行われた場合、16頭ではなく、79頭が処分されるのではなかろうか?
差の63頭はいったい、、、?


果たして、これは適切な措置が行われた結果なのだろうか?
詳細の公表を待ちたい。

 

誇りを持たんかいぃ!日本犬保存会!!

日本犬(秋田犬、甲斐犬紀州犬、柴犬、四国犬北海道犬)を
世界遺産にしたいんだという記事が、、、

 

「日本犬」を天然記念物から世界遺産に! 秋田犬など6犬種存在
https://www.zakzak.co.jp/lif/news/181109/lif1811090003-n1.html
夕刊フジ ZAKZAK

 

何が悲しくて、日本が誇るべき日本犬についてのお墨付きを
お外国団体様からいただかなくてはならないのか?


日本人と犬との関わりは縄文時代からじゃなかったか?

古代から、幾世代も経て築き上げきたことは、
決して揺らぐことはない。

 

それなのに、どうして外国団体のお墨付きが要るのか?

ユネスコって、神のような存在とか、
世界的権威があるとか、、、
何やら勘違いしていない?


たかだか、100年超の歴史しかない団体に過ぎない。

縄文時代だよ、一万年前(でいいのか?)から紡いできた歴史があるのに、

頭の中がお花畑過ぎないか?

 

もっと、自分の国に自信と誇りを持って欲しいのだ!

 

 

大地震発災時、ペットはどうなる?(西東京市)

自分が住むところの防災計画、
ペットに関するところを見てみた。
(私自身は、ペットの飼養者ではない)


そしてググったところ、
下記を見つけた。


西東京市地域防災計画(平成28年修正)本編
http://www.city.nishitokyo.lg.jp/siseizyoho/sesaku_keikaku/keikaku/other/tiikibousai_keikaku.files/honnpenn_28.pdf


かなりページ数があり、ズーーーーーーっと下方向へスクロールし、
やっと下記に記載にたどり着いた。

 

第 2 部 第 2 節
地震災害編:第 8 章 避難者対策 避難施設・避難広場等

7.動物救護:
廃棄物処理班、関係機関、学校避難施設班、 都(福祉保健局)

(2) 避難施設における動物の適正な飼養【廃棄物処理班、学校避難施設班、都】

 

ということで、
同行避難は可能。
しかし、市としてフードの備蓄は無し。
何しろ、飼い主の「自助」しか記載が無い。

 

f:id:honey8x3:20190509141026j:image

まぁ、トイレシーツ、トイレ砂、
フードも好みがあるし、
大抵は買い置きがあるからそれを使うのかな。

自宅避難ができればいいが、
そうでない場合を知りたい。

下記の通り
ペットにとりかかるのは
発災の翌日だ。
訓練はしていても、実際に何が起こるか分からないから
それより遅くなるかも知れない。

 

f:id:honey8x3:20190509141059p:image

その間、どうするか、シミュレーションしておく必要がありそうだ。

その前に、ペットと暮らしたい(汗)

 

高齢者ドライバーについて

私の父が自動車の運転免許を返納したのは、
父が70代前半の頃だったろうか。

 

一人親方として、各地の建設現場で仕事をする父にとって、
免許を返納するということは、
即ち、仕事も引退するということだ。

 

本人の生きがいを奪い、
仕事による収入を断ち、
さらに、その後の不便さやら何やらを想像しても、
家族としては、事故のリスクを一番に考え、
何年も前から、免許の返納を言い続けた。

 

とくに母は、事あるごとに言い続けた。

 

そしてある日、父は免許を返納した。
家族はホッとした。

 

なぜ、父がそれを受け入れたのか、その理由は不明だ。
恐らく、依頼される仕事の減少や、
維持管理費の負担、
自身の何らかの衰えを感じたのかもしれない。

 

私としては、車が無くても何とかなると思っていた。


日常の買い物なら、歩ける範囲に、
スーパー、コンビニ、百均、ドラッグストア、病院、etc、
何でも揃っている。
有難いことだ。

 

仕事をしなくなり、家でゴロゴロしているのだから、
ちょうどいいくらいだろう。

 

何かあれば、公共交通機関もあり、バス停もすぐそこだ。

車の維持管理費は、他の支出へ回せば、多少の余裕が出る。
(実際には余裕はない)

 

何しろ、他人様を傷つけなくて済む。
その重みを、年老いた身で背負うのは酷だ。

 

お金だけの問題では無い。

 

とはいえ、、各家庭で様々な事情があるだろうが、
我が家の大きな理由の一つにお金があると思う。

 

我が家は自慢できるほどの貧乏だ。
これ以上の貧乏はしたくない!という
家族共通の必死な思いが潜在的にあったかも知れない。

 

そう思うと、貧乏も悪くないかも知れない。

 

 

 

 

猫カフェ、いつの間にこんなに増殖した!?

ちょっとググっただけで、
猫カフェ一覧がたくさんヒットする。

 

猫カフェといっても、猫だけじゃなく、
いわゆるエキゾチックアニマルもいたりして、
どういう空間なんだろう。

 

これは、好奇心を満たす場かもしれないが、決して、癒しの空間ではあるまい。

 

いやまて、

例えば爬虫類カフェ。


これを個人が興味本位で飼うと、とっても大変だが、
代わりに、カフェで満足することが出来るのなら、
密輸、遺棄が減る、、、とかあるのか?

 

さらに、飼育ナレッジの蓄積なども期待できる、、なんてことはないのか?

 

・・・それって動物園ってことか?
動物園にカフェあるよな、、、 新しもの好きなんだろうか?

 

この妙チクリンなブーム、いつまで続くのか?

もはや、ブームではないのか?

ならば、 まず、 猫にフクロウにカメレオンとか、一緒は無理だから、禁止してはどうか。

 

せめて猫だけ、爬虫類だけ、とか。

次回の法改正時に、ペットカフェは厳しく見直されるべきであろう。

 

 

保護猫カフェの記事

保護猫カフェのついての記事を見つけた


【関西の議論】ブームの影で増加「保護猫カフェ」の厳しい実情…医療費・エサ代 動物愛護はお金がかかる(産経新聞)
https://www.sankei.com/west/news/180402/wst1804020001-n1.html


保護団体が保護する猫の頭数が、キャパギリギリ、

もしくは、オーバー気味なのは近年のことでは無い。
(取材があさいのでは?)

 

しかし、
犬、ねこともに、殺処分数が、個人の感覚で言えば「激減」したことが
気にはなっていた。

 

飼い主の意識が急に上がったとはとても思えない。


保護団体との連携が強化されたのか。

そうだとして、犬はわかる気がするが、
ねこもそうなのだろうか?

 

TNRの成果はどれほどのなのだろうか?